2013年11月20日
「弁当の日」は「生きる力」を育む
保護者意見の中に,「安くて美味しい給食をやめてまでする意味があるのですか?」という問いかけがありました。
枕崎市の学校給食は様々な点において優れています。
県を代表して,全国大会にも出場しました。
細やかな情報交換と,早い対応はスタッフの情熱を感じさせます。
しかも,2年連続で給食費は全学校で完納です。
そんな枕崎市だからこそ,「弁当の日」は必要だと思います。
去年,弁当の日を実施して,残食量は大幅に減少しました。
今年の1学期,さらに残食量は減少しました。
先日行われた”残食量調査”では,わずかながら増加していました。
はじめて弁当の日を実施した時の感動が薄らいできているのかも知れません。
美味しい給食だからこそ,作っていただいた感謝や,食べられる幸せへの感謝や,命をいただく感謝を忘れないために,弁当の日は必要なのです。
ある保護者の意見に,「買い出しに子どもが行って,いつもより余計な食費がかかる。」というものがありました。
確かに,日々の食費を管理する立場からすれば,100円でも10円でも安いものを求めているのにと感じられることでしょう。
そこで,「余計な食費」とは何か,考えてみましょう。

このポスターは,西日本新聞の連載・食卓の向こう側シリーズ第12部「価格の向こう側」の内容をもとに、九州大学の先生「佐藤剛史さん」が学生たちとつくりあげたものです。
コンビニで,1個100円のおにぎりは「安く」感じます。
しかし,自分で炊けば米代は茶わん一杯で約30円です。
30円は,
缶コーヒーでは3分の1
カップラーメンは半分以下
プリンはスプーン1杯
チョコはひとかけら…。
自炊ができずに「買う事しかできない」人になると,とても「余計な」食費がかかるのです。
果たして,子どもたちを台所に立たせることは高くつくのでしょうか?
作ることを楽しいと感じて,
家族のために作りたいと思う人に成長するチャンスを与えることは,
その子やその子の将来の家族を救う「生きる力」を育むことではないでしょうか?
枕崎市の学校給食は様々な点において優れています。
県を代表して,全国大会にも出場しました。
細やかな情報交換と,早い対応はスタッフの情熱を感じさせます。
しかも,2年連続で給食費は全学校で完納です。
そんな枕崎市だからこそ,「弁当の日」は必要だと思います。
去年,弁当の日を実施して,残食量は大幅に減少しました。
今年の1学期,さらに残食量は減少しました。
先日行われた”残食量調査”では,わずかながら増加していました。
はじめて弁当の日を実施した時の感動が薄らいできているのかも知れません。
美味しい給食だからこそ,作っていただいた感謝や,食べられる幸せへの感謝や,命をいただく感謝を忘れないために,弁当の日は必要なのです。
ある保護者の意見に,「買い出しに子どもが行って,いつもより余計な食費がかかる。」というものがありました。
確かに,日々の食費を管理する立場からすれば,100円でも10円でも安いものを求めているのにと感じられることでしょう。
そこで,「余計な食費」とは何か,考えてみましょう。

このポスターは,西日本新聞の連載・食卓の向こう側シリーズ第12部「価格の向こう側」の内容をもとに、九州大学の先生「佐藤剛史さん」が学生たちとつくりあげたものです。
コンビニで,1個100円のおにぎりは「安く」感じます。
しかし,自分で炊けば米代は茶わん一杯で約30円です。
30円は,
缶コーヒーでは3分の1
カップラーメンは半分以下
プリンはスプーン1杯
チョコはひとかけら…。
自炊ができずに「買う事しかできない」人になると,とても「余計な」食費がかかるのです。
果たして,子どもたちを台所に立たせることは高くつくのでしょうか?
作ることを楽しいと感じて,
家族のために作りたいと思う人に成長するチャンスを与えることは,
その子やその子の将来の家族を救う「生きる力」を育むことではないでしょうか?